人気ブログランキング | 話題のタグを見る

WONDERING AGAIN Ⅱ

サイレント

サイレント_d0347303_10420809.jpg

静寂な中で、ピアノの旋律が流れ出す…




正式なライブでは勿論ご法度な撮影ですが、カジュアルなライブで勝手知ったる店とお客さん方に見守られたライブな為、こうした思いきってピアノのすぐ脇(鍵盤の並び)にてカメラを構え、本番中にも関わらず撮影を。

リハの段階でこうした撮影は演奏者の了解は当然取ってあり、長年撮影で気心知った関係がなければ、こうした間近でカメラを構える事さえ憚れます…が、事前にカメラのシャッター音が気になるか、聞こえるかを確認。

ピアニストに限らず、真剣に音楽をやっている人達は一般人とは比べられない程に聴覚が発達し、普通の人には聞き分けられない程の音を感知したりします。

普通に演奏してもらうなか、カメラのシャッター音に集中してもらい、5DⅢのサイレントモードで撮影して聞こえるかどうか…!?

結果は、シャッター音に集中すればわかる程度で、普通のカメラと違い演奏に集中している限りは気付かないレベルの音だと、5DⅢのサイレントモードに太鼓判を頂きました♪
(高周波の金属音の響きが混じらないので)

本当にシーンと静まり返ったステージならば別ではありますが、そんな場合には初めから一眼レフを使いませんし、そうした用途には今ではα9が有るので無音撮影も可能です。

数年前を思えば、ステージ撮影にシャッター音は付き物として当たり前でした。
それを如何に消し、廻りに迷惑を掛けないように出来るかは撮影者のマナーであり、プロとしての力量を試されてもいたりした時期も有りました。

自分が撮影してるのだから音なんか我慢しろ…そんな自分勝手な理屈で撮影をしていた大御所と呼ばれる写真家も居たりしましたが、今ではそんな“人間”の姿さえ見掛けなくなったのも現実なんです。

音の関係で何度も諦めた撮影も数多く有りましたが、今ではその殆どが撮影可能となってきています。

尚更、撮影者の力量とセンスが試されていく怖い時代にとなったものです。。。








by aLIVE_PHOTO | 2017-09-20 10:18 | 音楽プロジェクト | Comments(2)
Commented by hiroki147 at 2017-09-20 12:39
昔、消音ケースみたいなものがありましたねえ。
今は電子シャッターで完全無音化できるので、随分と楽になられたでしょうね。
Commented by aLIVE_PHOTO at 2017-09-20 14:19
★マスターさん

昔むかし…まだF2Aモードラ付きをメインで使っていた頃、手作りでタオルと厚い革の生地を使い、オリジナルの防音カバーを作って使ってたんですよ。。。

今でもNikonから同じ様なカバーが売られていますから、まだまだ需要は高いんだと…

創意工夫とかこんな所でも個性が出るもので、皆で工夫しながら使いやすい形を模索してましたが…その頃がある意味一番楽しかった気がしています。

今は望めば大概のものはお金出せば手に入りますからねぇ。

でもマスター!
5DⅢ、最高ですよ(笑)。
手に入るのも、あと僅かな期間しか無いですから(5DⅣに入れ換えで)。

と、背中をそっと押す。。。(爆)
名前
URL
削除用パスワード

※このブログはコメント承認制を適用しています。ブログの持ち主が承認するまでコメントは表示されません。